下記の論文が発表されました。
「The evaluation of the utility of the GENECUBE HQ SARS-CoV-2 for anterior nasal samples and saliva samples with a new rapid examination protocol」
Asami Naito,Yoshihiko Kiyasu,Yusaku Akashi,Akio Sugiyama,Masashi Michibuchi,Yuto Takeuchi,Shigeyuki Notake,Koji Nakamura,Hiroichi Ishikawa,Hiromichi Suzuki
Published: December 31, 2021, https://doi.org/10.1371/journal.pone.0262159
○ Summary
・全自動遺伝子検査GENECUBE及び専用COVID-19試薬（体外診断用医薬品）に対して、鼻咽頭ではなく、鼻腔、唾液を用いた臨床性能評価試験を実施し、臨床性能として問題ないことを報告。
・PSSと著者で開発された迅速抽出法（約11分）が、従来法の抽出法と比較し性能に問題がないことが同時に示された。
・本試験は、第一報（鼻咽頭）を補完する研究であると共に、唾液を精製法を用いた方法で、高感度且つ迅速な遺伝子検査法（約35分）が確立された事を示した。
